ステーブルコインの中で時価総額最大のテザーを発行するテザー社は13日、準備金の内訳を公開した。米ドル裏付けのテザーの発行を巡っては、発行のための準備金を実際に保有しているかを巡って議論されていたが、同社が初めて内訳を公開し、透明性を強調した形だ。
資料によると、3月31日時点でテザー社の準備金の4分の3以上(75.85%)は現金、現金同等物、その他の短期預金、コマーシャル・ペーパーで保有されている。この中で、コマーシャルペーパーが65.39%、受託預金が24.20%、現金が3.87%、リザーブ・レポノートが3.6%、米国財務省証券が2.94%を占める。

このカテゴリー以外では、担保付きローンがテザー社の準備金の12.55%を占めている。社債、ファンド、貴金属は9.96%、デジタルトークンを含む「その他の投資」は1.64%だ。
テザー社は「本日の公表は、透明性を追求し、業界の標準を設定するという当社の継続的な取り組みの一環」としている。
テザー社は、2月にニューヨーク州司法長官と和解して以来、定期的に準備金の状況を報告してきた。しかし、今回の開示は、テザー社が資産の完全な内訳を示した初めてのものだ。既報のように、テザー社はケイマン諸島を拠点とする会計ネットワーク「ムーア・ケイマン」による複数のテストに合格しており、同社の連結資産が負債を上回っていることが確認されている。
【関連記事:「テザー(USDT)」とは? 時価総額トップのステーブルコインについて解説】
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
Cointelegraphは、独立性と透明性のあるジャーナリズムに取り組んでいます。本ニュース記事はCointelegraphの編集方針に従って制作されており、正確かつ迅速な情報提供を目的としています。読者は情報を独自に確認することが推奨されます。編集方針はこちらをご覧ください https://jp.cointelegraph.com/editorial-policy

