米商品先物取引委員会のヒース・ターバート委員長が21日、辞任した。ただ、CFTCの5人の委員には残留するようだ。2020年12月にすでに退任が発表されていたが、委員に残るかどうかは明らかにされていなかった。
ロイター通信などによると、ターバート氏の後任にはジョージタウン大学のクリス・ブルマー教授が就任するとされている。現在はロスティン・べナム委員が委員長代理を務めると発表された。
発表では、ターバート氏は2024年4月13日まで任期がある委員に残ることが発表された。ターバート氏は委員長時代にイーサをコモディティであり、有価証券としての規制を受けるべきではないと発言するなど、仮想通貨市場に高い関心を示してきた人物だ。
一方で後任の有力候補とされているクリス・ブルマー氏はジョージタウン大学で仮想通貨や国際金融を研究している人物。任命されれば、ターバート氏とともに仮想通貨規制にとっていい影響を及ぼすかもしれない。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン