仮想通貨関連ビジネスへの問い合わせが殺到、スイスのプライベートバンクで

富裕層向けの資産運用サービスで有名なスイスのプライベートバンク、メルキ バウマン(Maerki Baumann)のステファン・ズウォーレンCEOは、スイスインフォのインタビューに答えて、仮想通貨関連サービスへの問い合わせが殺到していることを明かした。

メルキ バウマンの資産運用額は82億ドル。ただ最近は厳しい競争にさらされており、新たな収入源として仮想通貨・ブロックチェーン関連のビジネスを始めていた。

ズウォーレンCEOは、仮想通貨関連のビジネスを立ち上げるという昨年8月の発表に対する反響が良かったことを明かした。

「伝統的なビジネスでは、我々は顧客獲得に奔走しなければならず、顧客から我々に問い合わせるケースはまれだ。それが突然、400人が我々と話したいと言ってきている。彼らは、我々が過去10年間、獲得に苦戦していた顧客層だ(中略)典型的には、30~40歳で、教育水準が高く、起業家精神を持っている

同CEOは、スイスの仮想通貨領域で主要なプライベートバンクになるという野心を語った。

メルキ バウマンは、現在、セキュリティトークンオファリング(STO)を検討するスタートアップへのアドバイスやビジネス口座の開設を計画している。2020年初頭までには、仮想通貨の専門家と提携し、ビットコインや他のデジタル資産の保管やトレーディング業務の開始を目指している。

さらに仮想通貨への投資アドバイスも計画している。

ズウォーレンCEOは、「今後、仮想通貨/ブロックチェーンのようなデジタル資産が我々の伝統的なプライベートバンキングビジネスより重要になるかもしれない」とみている。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版