P2Pビットコイン・マーケットプレイスの一つであるパックスフル(Paxful)は2日、インドの投資家が仮想通貨にポジティブな評価を持っているとする調査結果を公表した。調査ではインド最高裁がインドの中銀であるインド準備銀行(RBI)が仮想通貨禁止の命令を違憲と判断する前から、仮想通貨に投資していたことがわかった。

調査は18歳から55歳までの仮想通貨に知識がある500人を対象に実施。2020年2月28日から3月11日に行った。

調査によると、回答者の75%が仮想通貨に投資していると回答し、93.8%が最高裁が違憲判断をする前に仮想通貨に投資していた。

また仮想通貨の利点については75.8%が送金が簡単かつ公正にできる点と答え、ついでプライバシーやセキュリティーと答えた。

パックスフルでCEOを務めるレイ・ヨセフ氏はコインテレグラフに対し、国内で銀行で仮想通貨を受け取れるようになったために今後大きな成長が望めると指摘した。

「この勢いはいずれにせよ上昇する。仮に銀行での仮想通貨取引禁止が実施されていたとしても、インドのコミュニティは活発に取引と投資をしていた。彼らが規制を強く要求していることはポジティブであり、障壁が取り除かれ、その勢いは数百万ドルの投資とサポートによって多様化する」

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン