セキュリティトークンのプラットフォームを運営する米セキュリタイズは、ソニーフィナンシャルベンチャーズとグローバルブレインから資金調達を行った。セキュリタイズが3日に発表した。
ソニーフィナンシャルベンチャーズとグローバルブレインが運営するSFV・GB投資事業有限責任組合が、セキュリタイズに出資した。
今回の調達は昨年9月に実施した1400万ドルの調達ラウンドの延長だという。昨年9月の資金調達には、三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)や野村HD、スペインのサンタンデール銀行が運営するベンチャーキャピタル(VC)などが参加している。
セキュリタイズは昨年11月、SBIホールディングス傘下のSBIインベストメントからも出資を受けている。
さらに昨年12月には、日本市場開拓の一環で日本のブロックチェーン企業BUIDLとの包括的資本業務提携を締結。これはBUIDLがセキュリタイズの100%子会社となる内容だ。
日本関連では、三菱UFJフィナンシャルグループが組織したSTOコンソーシアム「ST研究コンソーシアム」にもセキュリタイズはメンバーとして参加している。
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