仮想通貨ビットコインは「スパム」トランザクションであふれている? 平均ブロックサイズが突如3メガバイト超に増加

ブロックチェーン検証プラットフォーム「ベリブロック」が、7月14日の24時間で、仮想通貨ビットコイン(BTC)ブロックチェーンにおけるトランザクションの約25%を利用したという。ベリブロック公式Twitterアカウントが、7月14日にツイートした。同社の動向は、BTCブロックチェーンの平均ブロックサイズの急上昇と一致しているように見えるという。

ベリブロックは、独自の「プルーフ・オブ・プルーフ(PoP)」プロトコルにより、BTCマイニングに向けて投入されている計算処理能力を用いて、任意のブロックチェーンの検証(マイニング)を行うというもので、この3月にサービスを開始した

このサービスにより、仮想通貨マイニングを行う者は、BTCのコンセンサスアルゴリズム「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)に向けて投入されている計算処理能力、およびBTCの優れたセキュリティを用いてアルトコインのマイニングを行い、ブロック報酬を獲得できるという。

この週末にベリブロックが利用したという約25%は、約6万8000ドランザクションに相当する。

ベリブロックは、BTCトランザクションにおいて従来より高い割合を占めていた。また、仮想通貨ウォレットサービスと統計情報サービスを提供する「ブロックチェーン」によると、最近のその動向は、BTCブロックチェーンの平均ブロックサイズの急上昇と一致しているように見える。

7月13日と14日には、BTCの平均ブロックサイズが突然約1MB(メガバイト)から3MBを超えるまでに増加した。これは、BTCの歴史上最高の平均ブロックサイズだ。

この情報は、複数の統計情報サービスを使った確認はできなかったものの、ベリブロックの活動が、BTCブロックチェーンが「本物ではない」トランザクションであふれているという推測を呼び起こすものとなるだろう。

一方ベリブロックはこの意見に反論しており、「マスタリングビットコイン」著者のアンドレアス・M・アントノプロス氏と同社が「スパム」トランザクション問題について議論した際の、アントノプロス氏のコメントを同社公式サイトに掲載している

しかし、ブロックサイズが大きくなったにもかかわらず、BTCのマイニング手数料はここ数日ほとんど変化していないようにようだ。「ビットコイン・フィー」の情報によると、7月13日には、6ブロックの処理コストは1バイト(Byte)あたり7サトシ(1 satoshi=0.00000001BTC)が必要で、翌日は1バイトあたり8サトシだった。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版