韓国の警察は、不正に助成を受けながらビットコインをマイニングしていた疑いで、14人を逮捕した。逮捕されたマイナーは、重大な刑罰を受けることなく、罰金が課せられるとみられている。聯合ニュースが1日に伝えた

 昨年5月から計13社が共謀し、不正に割り引かれた電力で、ビットコインのマイニング施設を稼働させていた。各社は最大350台のマイニング機を利用していた。「一般目的で使用される電力よりも10%安い金額で電力を使用し、また、工場用地も安値で借りていたことが分かった」と聯合ニュースは報道している。

 この事件は仮想通貨マイナーに関して世界中の司法が抱え続けている弱点を浮き彫りにしている。

 コインテレグラフで以前伝えたように、アメリカのいくつかの州やカナダの議員たちは、新興のマイニング企業が安い電力を要求しときながら、妥当な量の利益をもたらさないとを批判している。

 中国は以前まで活況にあった助成付きの採掘市場を大幅に縮小した。一方で、韓国は、規制の改正が仮想通貨産業の様々な分野に影響しているなかで、採掘市場を後押しし続けている。