シンガポール金融管理局(MAS)は、同国の仮想通貨ATMを停止することを決定したと報じられている。

ブルームバーグによると、シンガポールの中央銀行であるMASが出した新しい規制に準拠するため、同国の仮想通貨ATM事業者は火曜日に業務を停止することを余儀なくされたという。

仮想通貨ATMの新たな締め付けは、同国の仮想通貨事業者からいくつかの反応を呼び起こした。仮想通貨ATM事業者のDaenerysは18日の夜にATMサービスを停止した。同業者のDeodiは、仮想通貨ATMを撤去するためにスタッフを派遣した。

シンガポールでは仮想通貨広告を規制も行われた。17日に、中央銀行は、仮想通貨会社が公共の場所、ウェブサイト、ソーシャルネットワークで仮想通貨サービスを宣伝することを禁止する新しいガイダンスを発表した。

しかし、シンガポールが仮想通貨に後ろ向きになったことは、意外な動きだ。シンガポールに拠点を置くフィンテックスタートアップのCoincubは、12月にシンガポールを「世界で最も暗号に優しい国」と評価した。