中国深セン市のブロックチェーン・スタートアップを支援するため、5億元(約86億円)のファンドが創設されることが明らかになった。地元メディアのSOHU(捜狐)が22日に伝えた

 同市で開催された、中国電子商取引協会主催のブロックチェーン・エキスポで発表された。3月末に設立された8億元の深セン市エンジェル投資ガイダンス基金が、新ファンドに40%拠出する。

 新しいファンドは、国務院国有資産監督管理委員会(SASAC)傘下の東海とスターキャピタルのファンド2社が運用する。シードフェーズにある100事業以上を支援する計画だ。

 中国ではこのほか、杭州市で4月初旬に、100億元(規模のブロックチェーン・イノベーション・ファンドの創設が発表されている。