ビットコインコアの新たなクライアントバージョン「ビットコインコア0.16.0」がセグウィットを完全サポートしている。

 これについて、ビットコインコアの開発者ジミー・ソン氏はコインテレグラフに対し「今回のアップデートによりネイティブのセグウィットサポート(bech32)はさらに採用が増えるだろう。ブロックの膨張が抑制され、エコシステムの多くのウォレットがbech32を採用すると思われる」と述べた。

 ビットコインの取引速度を高めるセグウィットは昨年8月にローンチされたが、大手のビットコインウォレット会社や決済処理会社のセグウィット実装は遅れており、消費者をやきもきさせてきた。

 ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するためにセグウィットの後に来るのが、「レイヤー2」ソリューションであるライトニングネットワークだ。

 先週、マイクロソフトは「レイヤー2」オプションを支援していくこを表明し、同時にブロックサイズの拡大などの代替的な「オンチェーン」のスケーリング手法は「分散化の方向を弱める」と批判していた。