韓国の仮想通貨大手取引所のコインワン傘下で、海外送金サービスを展開するコインワン・トランスファーは16日、SBIリップルアジアと共同でマーケティングを実施していくと発表した。リップルの海外送金ソリューションやネットワーク支援を行い、ブロックチェーンを使った海外送金の信頼性を構築する。





SBIリップルアジアは2018年に同社の国際送金システムxCurrentのライセンス契約をし、コインワンにソフトウェアを提供していたが、マーケティングで共同するのは初めて。

【関連記事:SBI、韓国コインワン子会社とリップルのシステムでライセンス契約 台湾VBへも出資

SBIリップルアジアの沖田社長はコインテレグラフに対して、「今回の取り組みを皮切りに韓国国内の取り組みをより強化していきたい」と語った。

また、海外送金キャンペーンとして、新規口座開設者先着3000名を対象に1万ウォン相当(約900円)のタイバーツを提供し、タイへの海外送金を体験できるサービスを実施する。

執筆 Saki Yamamoto
編集 コインテレグラフ日本版