顧客情報管理のセールスフォースは15日、「セールスフォースWeb3」を限定公開したことを発表した。同社は、信頼でき、スケーラブルで持続可能な方法で企業がノンファンジブルトークン(NFT)を作成、管理、展開することを支援するプラットフォームとなるとしている。

このサービスにより、利用企業は顧客管理プラットフォーム「カスタマー360」とWeb3のデータを統合することで、従来のデジタル環境と新しいデジタル環境において顧客とブランドとの関係を包括的に理解できるようになるという。

セールスフォースによると、「セールスフォースWeb3」は、「Web2およびWeb3でパーソナライズされたオムニチャネル体験を実現し、顧客がNFTコレクションとどのように関わっているかを360度把握できる」さまざまな機能を提供する。

また、アクセンチュアやデロイト・デジタルなどのグローバルコンサルティングパートナーや、AE Studio、Media Monks、TIME、Vayner3などのデジタルエージェンシーや戦略コンサルタントと提携し、企業のWeb3導入やブロックチェーン、デジタルウォレット、NFT発行の実験などを支援する。