ロシアで行われている憲法改正の国民投票。モスクワなどの一部で使われているブロックチェーン投票システムで、選挙監視のノードを通じて攻撃を受けたようだ。

ロシアの大手メディアTASSによると、この攻撃は6月27日の午後8時頃に発生した。モスクワ市の広報担当者は、攻撃によるシステム誤作動は発生しておりず、すべてのオンライン投票がブロックチェーンで正常に記録されていると、TASSに語っている。

関係者によると、サイバーセキュリテイ専門家が攻撃されたノードへのアクセスを回復するために作業をしていたということだ。

ロシアでは、6月25日から30日までの間、モスクワとニジニノヴゴロドの市民を対象にしたブロックチェーンを使った投票が行われている。

このシステムは、ブロックチェーン企業ビットフューリー(Bitfury)のExonumというブロックチェーンプラットフォームを基盤としている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン