ロシアの国営原子力企業ロスアトム(Rosatom)は、ブロックチェーンなどの「高度な」デジタル技術を開発する計画。関連組織Strana Rosatomが、ロスアトムのIT部門代表Evgeniy Abakumov氏の言葉を引用して1日伝えた。

Abakumov氏によれば、ロスアトムは、ブロックチェーン、人工知能、IoTの3つの新技術に焦点を当てる。ロサトムのIT部門責任者は、「テクノロジー4.0をより広範に統合するために専心する。IoT、AI、ブロックチェーンなどは、製造プロセスの効率を向上させる」と述べている。

Abakumov氏はまた、ロスアトムは前述の3つの分野で新たな人材を育てようとしていると明らかにした。

ロシアの公的機関は仮想通貨関連技術に対する幅広い関心を持っている。例えば、ロシア国家年金基金は、労使関係におけるブロックチェーンやスマートコントラクトの実装計画を明らかにしている

フォーブスの億万長者リストに名を連ねるロシア人経営者を含む「ロシアの実業家・起業家の連合」は、同国の仮想通貨規制に関する代替案を作成に参加したと伝えられている。

一部の専門家によると、2018年1月から作成しているロシアでの仮想通貨規制の法案は、まだ成立しておらず、失望するような内容だという。