世界最大規模の美術館であるロシアのエルミタージュ美術館は、ノンファンジブルトークン(NFT)で作成されたデジタルアートの作品展開催に向け準備している。

エルミタージュ美術館の25日の発表によれば、エルミタージュのNFTアート展は2021年に開催される予定で、ロシアで初めてのNFTアートの展示になる。

エルミタージュの現代美術部門は、「エルミタージュ20/21」プロジェクトの一環で展示を開催する。アクショーノフ家族財団がエルミタージュのNFTプロジェクトの戦略的パートナーになるという。

「ノンファンジブルトークンは、ブロックチェーン技術を使用してアートワークの権利を保護する新しい形となっている。これにより、著作権と所有権を明確にコントロールできるようになる」と、エルミタージュは発表文の中で説明している。

エルミタージュ美術館でどのような展示をするのかなど、具体的な詳細は発表の中では明らかになっていない。

ロシアのサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館は、約300万点の作品を収蔵する世界最大規模の美術館だ。