リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、6日、ビットコイン強気派で元ゴールドマンサックスパートナーのマイク・ノボグラッツ氏の発言について事実関係の確認を求めた。
ガーリングハウス氏が批判しているのは、先週にフロリダ州で開催されたカンファレンスにおけるノボグラッツ氏のXRPに関する発言。参加者の録音を手に入れたコインデスクによると、ノボグラッツ氏はリップル社によるXRP売り圧力からXRPが今年も低迷するだろうと予想した。
「リップルは600億ドルのXRPを保有している。かなりの量だ。もし私が株を買う場合、誰かが100億ドル分の株をいつか売ると知っているとすれば、私はその株を買うことに魅力を感じにくくなるだろう」
コインデスクによると、ノボグラッツ氏はXRPは昨年極めてパフォーマンスが悪かったと発言。「今年も供給量の関係から極めて悪いパフォーマンスになるだろう」と述べた。
ノボグラッツ氏は、仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルの創業者としても知られている。
リップル社CEOが反論
ノボグラッツ氏の発言に対してリップル社のガーリングハウス氏が「ファクトチェックできないか」と反論。「2020年にこれまでXRPはビットコインや仮想通貨相場全体よりパフォーマンスが良かった」と指摘した。
その上でノボグラッツ氏について「この男はビットコインが2019年に2万ドルを回復するといった男と同じだ」と付け加えた。
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