リップルが、2020年にブラジルの銀行とのパートナーシップを拡大することを計画している。ロイターが報じた。リップルのブロックチェーン基盤の決済技術を使い、ブラジルからの国際送金に活用していく。

リップルは今年6月、ラテンアメリカでの展開拡大を目指し、ブラジルにオフィスを開設した。ブラジルでは既にサンタンデール銀行やビーテック・グローバル、レンディメント銀行の3社がリップルのパートナーとなっている。

ロイターの報道によれば、リップルは今後数か月のうちにより多くの銀行との間でパートナーシップを発表する予定だ。

リップル・ブラジルのルイス・アントニオ・サッコCEOは、「ブラジルの銀行規制の進歩により、現地での機会は今後数年間で大きく成長するだろう」と、ロイターに語った。

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