リップル社は24日、2019年の第1四半期(1月~3月期)の決算リポートを発表した。リップル社による仮想通貨XRPの売却による売上高は、前期比で30%以上増加した。
リポートによると、リップル社は今年第1四半期に1億749万ドルを売却し、昨年第4四半期の売却額である8888万ドルを上回った。また、機関投資家への直接販売は6193万ドルと、こちらも前の期の4015万ドルを上回った。
売上高の総額は、1億6942万ドル(約190億円)。前期比で約31%のプラスとなった。
また、仮想通貨XRPの世界全体の取引量に占めるリップル社の売上高の割合は、0.32%だった。
このほかリップル社は、第1四半期にXRPが19の取引所に上場し、世界約120の取引所で取引できるようになったと指摘。また、独自の決済ネットワークであるRippleNet(リップルネット)は、世界で200以上の顧客を突破したと発表した。