ブロックチェーン企業リップルが26日、新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックと戦うため、20万ドル(約2200万円)の寄付を行うことを明らかにした。
リップルは、米サンフランシスコに拠点を置く非営利団体ティッピング・ポイント・コミュニティと、シリコンバレー・コミュニティ・ファンデーションの2団体に対して、それぞれ10万ドルの寄付を行った。
米サンフランシスコを拠点とするリップルは「まず私たち自身の裏庭から始めていく」として、地元の団体に寄付している。リップルは昨年3月にもティッピング・ポイントに対して、経済格差問題への対応として100万ドルの助成を行っている。
仮想通貨企業の中からは、今回の新型コロナウィルスに対して、仮想通貨コミュニティとして戦っていくイニシアティブが出ている。
仮想通貨取引所バイナンスは24日、自らの100万ドル(約1億1060万円)の寄付とともに「#CryptoAgainstCOVID」キャンペーンを立ち上げた。一般からの寄付も募るのためのウォレットも公開。ビットコイン(BTC)やバイナンスコイン(BNB)などで寄付することができる。寄付金は、まずはイタリア、ドイツ、スペイン、韓国、イラン、トルコ、米国、英国への医療機器などにあてる