リップル社の最高技術責任者(CTO)であるデビッド・シュワルツ氏は、アルトコインへの投資で30万ドル(約3150万円)を失ったことを明らかにした。
質問や回答を投稿できるQuora上に「ビットコインやほかの仮想通貨での取引でお金を失ったことがあるか?」という質問が投稿された。シュワルツ氏は、この質問に対して回答を投稿し、いくつかのアルトコインに投資したが、それらは「最終的に価値がないものとして帳消しにしなければならなかった」と告白している。
「私はかなりの数の仮想通貨を購入したが、それらは悲惨な結果に終わった」と、シュワルツ氏は述べている。
「完全に無価値になったトークンだけで、私の損失は合計で30万ドル超になる」
シュワルツ氏は、Blocktix(TIX)、DICE、Flash(FLASH)、Vezt(VEZT)、Amp(AMP)、Signal Token(SIG)、Bee(BEE)、Kind Ads Token (KIND)、 Pryze (PRYZ)、KudosCoin (KUDOS)、 Neuron (NRN)など、具体的なコインの名前を挙げている。これらのアルトコインの多くは2017~2018年に価値がゼロとなっている。
シュワルツ氏の投資が裏目に出たことを考えると、彼がリップルの最高投資責任者でなかったことは非常に幸運だったといえるだろう。
シュワルツ氏はまた、イーサリアム(ETH)投資についても、2012年に4万ETHを1ドルで売却したことを明らかにしている。これは現在の価値だと1800万ドル(18億円)以上になる。また具体的な数は明らかにしていないが、かなりの量のビットコイン(BTC)を750ドル時点で売却したことも告白し、それを後悔していると述べている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン