ブロックチェーン企業リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは、5日CNNに出演し、リップル社による仮想通貨XRP売却について「投げ売り」をしているわけではないと説明した。XRPは過去24時間で10%近く急騰している。
「XRPのコミュニティーにおいて、リップルは最も多くのXRPを保有するオーナーだ。私が伝えてきたことは、リップルがXRPエコシステムの成功に最も利害関係を持っているということだ」
昨年、XRPの「投げ売り」批判も一部から出ていた。ガーリングハウスCEOは「投げ売り」をするのは私たちにとってベストではないと解説した。
「我々はそんなことはしない。実際、我々はほとんどのXRPをエスクロー(第三者預託)に入れており、我々は触れない」
XRPは2019年に低迷。約46%のマイナスで取引を終えていた。
現在は過去24時間で10%ほどの急騰。0.21ドル付近で取引している。
(出典:Coin360「XRP /米ドル(1日)」1月6日22時25分時点)
また、ガーリングハウスCEOは、リップル社がXRP価格に影響を及ぼす可能性についても否定した。
「クジラがビットコイン価格をコントロールできないようにリップルはXRP価格をコントロールできない」
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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン