英国を拠点とする金融アプリ「Revolt(レボリュート)」のデータによれば、新型コロナウィルスのロックダウンがユーザーの仮想通貨(暗号資産)取引に影響を与えているようだ。
Revoltは1000万人のユーザーのほぼ3分の1がアプリを使って仮想通貨の取引をしており、カジュアルな一般投資家を惹きつけている。
3月にロックダウンが導入されて以降、英国のユーザーの仮想通貨購入額が平均で663ドルから281ドルに減少した。58%の減少だ。
4月に入ると仮想通貨取引が増加
しかし、仮想通貨への関心は4月末にかけて強く反発し、ユーザーが購入した平均額は57%増加している。仮想通貨で取引するアプリユーザーの数も68%増加した。
Revolutによると、売却の動きも4月20日から5月4日にかけて増加し、平均の売却額は13%増加したという。
XRPの取引額がETH上回る
ビットコイン(BTC)は3月・4月で最も人気のあった仮想通貨であり、Revoltの全取引の51%を占めている。
2番目に人気があったのがXRP(リップル)で全取引の20%を占めた。イーサ(ETH)は14%、ライトコイン(LTC)とビットコインキャッシュ(BCH)がそれぞれ8%となっている。
Revoltはまた、ユーザーの年齢とユーザーの仮想通貨購入額との間に強い相関があるとも指摘している。55歳から64歳では平均で423ドルだが、18歳から24歳では平均134ドルだったという。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン