リップルが第2四半期レポート公表、XRPのリップルからの独立性を強調

 リップルは24日、2018年第2四半期のXRPについてのレポートを発表した。このレポートによると、リップルのXRPトークンの売却は、XRPマーケット全体の中では「わずかな量」だったとしている。

 リップルは第2四半期で合計7553万ドルを売却。このうち、リップルはプログラム上の売却によって5666万ドルを売却している。これは第2四半期の世界全体での売却量453.5億ドルの0.125%にあたる。

 直接の売却は1687万ドルであり、これはリップル子会社でマネーサービス事業(MSB)として登録されているXRP II, LLCによって行われた。

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Q2-Q1 2018 XRP Markets Report Chart. Source: Ripple

 レポートは、第2四半期のXRPのボラティリティが低かったことを強調した。ビットコインの8.2%下落と並び、XRPは9.0%下落だったと指摘している。

 レポートでは、エスクローの活動についても触れている。エスクロー契約から30億XRPが引き出し、27億XRPを新たなエスクロー契約に入れた。

 2017年第4四半期にリップルは暗号化されたエスクロー口座に550億XRPをロックアップしている。ロックアップのため、リップルは流通しているXRP全体の13%にしかアクセスできなかった。リップルは、エスクローで残っている3億XRPはXRPのエコシステムをサポートするために使用していると述べている。

 またマイクロペイメントを手掛けるコイル(Coil)や、コンテンツ管理プラットフォームのSBプロジェクトといった、第2四半期にXRPのエコシステムに参加したスタートアップについても触れている。リップルは、この新しいプライヤーが、リップルのベンチャーイニシアティブであるXpringのサポートを受けると説明している。Xpringは、XRPのエコシステムを構築した「実績のある起業家」によって運営されている企業やプロジェクトと連携していくという。

 リップルは第2四半期全体の市場について、リップル自体からのXRPの独立性を強調した。レポートによると、XRPトークン価格の下落は、仮想通貨市場全体の傾向に沿ったものであるとしている。またレポートでは第2四半期の市場の減速は、米国および世界各地での規制に対する懸念が継続しているためと指摘する。

 リップルはXRPの独立性について、次のようにレポートで述べている。

「重要なことは、リップルにとって顧客との契約の面ではQ2がベストな四半期であったにも関わらず、XRPの価格がほかのデジタル資産の価格とともに下落を続けたことだ。これは、XRPがリップルから独立性を明確に示すものだ」

 XRPは時価総額で3番目に大きい仮想通貨だ。コインテレグラフの価格インデックスによれば、18年1月4日には3.81ドルと過去最高を記録した。

XRP

Ripple (XRP) price chart. Source: Coinmarketcap