中国の仮想通貨マイニング機器大手のエバンが、競合のカナンに続き、米国での新規株式公開(IPO)を計画している。中国の仮想通貨メディア、8BTCが4日、関係者の話として報じた

8BTCは、現地のベンチャーキャピタルの関係者の話として、エバンが米ナスダックでのIPOを計画してると報じた。エバンは、8BTCへのコメントを拒否している。

エバンは中国・杭州に拠点を置くマイニング機器メーカーだ。同社は昨年6月、香港証券取引所でIPOを申請したが、その後申請は期限切れとなり、失効してしまった

中国の仮想通貨マイニング機器企業が相次いで、米国での上場を目指している。特に先行しているのがカナンだ。カナンは11月21日、米ナスダックでIPOを果たし、9000万ドルを調達した

また最大手のビットメインも、10月末に米国でのIPOを申請済との報道が出ている

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