中国の仮想通貨マイニングマシン大手のカナンは20日、米国のナスダックで実施した新規株式公開(IPO)で9000万ドル(約97億円)を調達した。ブルームバーグが20日に報じた。

カナンは1株9~11ドルの価格帯で1000万株を提供する予定だったが、公募価格の下限である9ドルで売却し、9000万ドルを調達したという。

カナンは10月に米国でIPOを申請した際、最大4億ドルを調達する計画だったが、最終的には4分の1以下の調達額となってしまった。

ブルームバーグによれば、カナン株は木曜からナスダックで「CAN」のティッカーシンボルで取引される予定だという。