農業と食品サプライチェーンへのブロックチェーン投資、5年後は4億ドル超に

農業と食品サプライチェーンへのブロックチェーン導入の投資額は、今後5年間で4億ドル(約455億円)以上になる見込みだ。Reportlinkerが、今週発表した「ブロックチェーン:2023年までの農業市場予測」で分析結果を示した。

現在は6080万ドルだが、23年までに4億2970万ドルに増加し、年間成長率は47.8%になるという。

「ブロックチェーン技術は、組織の意思決定能力を高めることによって、食料と農業の分野に革命を起こしている」とプレスリリースの概要で述べている。

「ブロックチェーン市場は、農業および食品分野におけるサプライチェーンの透明性の需要が高まることにより、拡大すると予想される」

世界中の大手食料企業は、さまざまな非効率性に対処するためにブロックチェーンソリューションを試している。

最近コインテレグラフは、アメリカの酪農組合(DFA)の食品サプライチェーンと、オランダのスーパーマーケットチェーンであるアルバート・ハインのオレンジジュース製造追跡でブロックチェーンが採用されていると伝えた。

レポートではまた、ブロックチェーンは、いわゆる「食糧詐欺」のような業界の新たな困難に対処するのにも役立つと指摘している。

「食料詐欺の訴訟は、毎年、世界の食料産業に対して推定で490億ドルのコストとなる」と、食料品製造業協会の2014年のデータを引用している。  

「これにより、消費者の意識が高まり、農業と食料サプライチェーン市場におけるブロックチェーンの成長を、さらに促進することが期待されている」。