韓国の仮想通貨市場は、規制圧力が高まっていることで、変化しつつある。Upbitなどの主要な仮想通貨取引所は今週、リスクが高いと判断した暗号資産のいくつかを上場廃止もしくは投資家への警告をしている

現地のメディアが指摘しているように、この傾向は規制当局による圧力が高まっていることで起こったようだ。先週、韓国の金融情報分析院(FIU)は、33の仮想通貨取引所に対して規制準拠しているかどうかを確認すると伝えていたという。

Upbitは先週、Maro、Paycoin、Observer、Solve.Care、Quiztokを上場廃止すると発表した。この発表によって、いくつかのコインは急落し、50~70%下落したという。またUpbitは25種類の資産、プラットフォームに上場しているコインの約14%について新しい投資警告を掲載した。

現地メディアの報道によれば、Upbit以外のほかの仮想通貨取引所でも同様の動きが出ているという。