仮想通貨弁護士のジョン・ディートン氏は、FTX 元CEOであるサム・バンクマン=フリード氏(通称:SBF)の支持者たちを非難している。
X(以前はTwitter)の投稿で、ディートン氏はSBFを善意で過ちを犯した者とみなしている人々は、他者の資産を管理する資格がないと述べた。彼は、そうした人々はCBSの「60 Minutes」のような著名なテレビ番組のインタビューを受けるべきではないとも提案している。
仮想通貨コミュニティ内での意見が分かれており、SBFの投資家詐欺の容疑について深く懸念する者もいれば、メディアで彼を肯定的に描こうとする者もいる。FTXが破産申請を行った後も、SBFはインタビューに積極的に参加し、仮想通貨のヒーローとして描かれることが多かったが、これがWeb3コミュニティからの反発を引き起こしている。
People who believe SBFraud is a “good guy” who made “mistakes”, and FTX grew too fast and it all got away from him, should NEVER be in charge of other people’s money, and certainly, should never be interviewed by @60Minutes or any other news outlet. And yes, his parents are …
— John E Deaton (@JohnEDeaton1) October 7, 2023
コインテレグラフは、バンクマン=フリード氏が陰謀と詐欺の7件の容疑で裁判を受けている件を追って報道している。
FTXはこれまでに70億ドル以上の資産の回収に成功。しかし、SBFの判決が他の業界のイノベーターに対する抑止力となるべきだとの声は高まっている。ディートン氏は、SBFの両親であるジョセフ・バンクマン氏とバーバラ・フリード氏を責任を問う立場を崩していない。
FTXの現指導部がSBFの両親に対する訴訟を追及しているにもかかわらず、法的措置を開始した監督官庁はない。ディートン氏は、バンクマン氏とフリード氏が息子の犯罪容疑に対して全責任を負うべきだと考えており、この見解は業界の他の人々にも共有されている。
ブルームバーグによると、スタンフォード大学はFTXが受け取った寄付金の全額、およそ550万ドルを返還することを決定した。