BTC/USD
ビットコインは小さな下落チャネルと9000ドルの心理的サポートを下回った。今日の下落によって、今年の1月から続いていた一連の高値更新は破られた。これは弱気のサインだ。
(出典:TradingView)
20日間EMAは低下を始め、RSI(相対力指数)はネガティブゾーンに落ち込んだ。これは弱気派が相場を支配していることを示唆している。次のサポートは8240.67〜7856.76ドルになった。
一方、BTC/USDペアが現在のレベルから反発し、9000ドルを超えた場合、これは非常にポジティブだ。強い買いが行われたことを示すからだ。現在の下落が終わった後に取引を提案しよう。
ETH/USD
イーサは2月25日に対称型トライアングルのサポートを下抜けた。これは弱気のサインだ。売りが強まり、これまでのサポートラインであった235.70ドルを一気に破って急落した。これまでは残りのロングポジションで230ドルをストップロスとしていた。
(出典:TradingView)
20日間EMAは下落を始め、RSIはネガティブゾーンに落ち込んだ。これは弱気派が優勢になったことを示している。次のサポートは197.75ドルで、これは50日間SMAである203ドルの直下にある。
そのため、強気派は197.75ドルを積極的に維持しようとするだろう。このサポートで反発すれば、235.70ドルのレジスタンスに直面する。ETH/USDペアが新しい買いの形を形成するのを待ってから取引を行うことをおすすめする。
XRP/USD
XRPは2月25日に0.26362ドルのサポートを下回った。我々はロングポジションのストップロスは0.26ドルとしていた。今回の下落でヘッドアンドショルダーのパターンを形成した。これによる次のターゲットは0.18043ドルだ。
20日間EMAは下落し、RSIはネガティブゾーンに落ち込んだ。これは弱気派が優勢であることを示している。
(出典:TradingView)
下落局面の次のサポートは0.21302ドルで、さらにその下は0.19979ドルだ。買い側がこのレベルで介入することを予想する。ただし、どのような反発であってもヘッドアンドショルダーのネックラインである0.26362ドルという厳しいレジスタンスに直面するだろう。
もし価格がネックラインを下抜けた場合、下落が再開する。ただし、強気派がXRP/USDペアを0.26362ドル以上に押し上げられる場合、強気のシグナルとなる。
BCH/USD
ビットコインキャッシュは2月25日に50日間SMAを下抜け、下落を続けた。強気派は現在、306.78ドルのサポートを維持しようとしている。買い側が価格を360ドル以上に戻すことができれば、低い水準での需要を示すことになる。
(出典:TradingView)
ただし、306.78ドルからの反発が360ドルを上回らない場合、弱気派は次の目標である270.15ドルへ向かうだろう。20日間EMAは低下し、RSIはネガティブだ。これは弱気派が優位なことを示している。BCH/USDのペアがシグナルを切り替えるのを待ちたいと思う。
LTC/USD
ライトコインは66.1486ドルのサポートと下落チャネルをさらに下回った。20日間EMAは低下を始め、RSIはネガティブになった。これは弱気派が優勢であることを示している。
(出典:TradingView)
ダウンサイドでの次のサポートは50ドルだ。強気派がこのレベルを積極的に守ることを期待する。
弱気派がチャネルの下降を維持できない場合、強気派は66.1486ドルより上に押し上げようとするだろう。価格が数日間66/1486ドルを超えれば強気相場となる。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
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