BTC/USD
10360.89ドルのレジスタンスを超えることができなかったことから、短期筋は利益を確定しようだ。ビットコイン(BTC)は2月16日に9700ドルの20日間EMAで反発したが、強気相場への回復にはならなかった。これは高いレベルで売りが起きていることを示している。
（出典：TradingView）
現在弱気派は価格を20日間EMA未満に引き下げようとしている。成功した場合にはBTC/USDペアは9097.15ドルのサポートまで下がるだろう。強気派がこのサポートレベルを積極的に守ることを期待する。
20日間EMAは横ばい推移で、RSI（相対力指数）は半分まで低下した。これは短期的に一定の値幅で動くことを示している。
一方で9097.15〜8820ドルのサポートゾーンを割り込むとトレンドは弱気派が優勢になる。トレーダーはロングポジションのストップロスを8900ドルに保っておこう。
ETH/USD
イーサ（ETH）は2月15日の288.599ドルから下落し、我々の最初の目標である289.221ドルに近づいた。急激な引き下げによって235.70ドルのブレイクアウトレベルに引き戻された。2月16日に235.70ドルから急激に反発したが、強気派は反発を強めることができなかった。これは売りが高いレベルでアクティブであることを示している。
（出典：TradingView）
現在、強気派は235.70ドルのサポートラインを維持しようとしている。成功した場合、ETH/USDペアは上昇を再開するだろう。ただし、弱気派が235.70ドル未満に引き下げる場合、229ドルの20日間EMAがサポートとして機能する。
20日間EMAをした抜けるとネガティブな兆候で、次のサポートである197.75ドルまで引き下げられる可能性がある。トレーダーはロングポジいションのストップロスを220ドルまで下げることができる。
XRP/USD
XRPは2月15日の0.34229ドルのレジスタンスを維持できなかった。利益確定によって価格は20日間EMAを下回った。これはネガティブな兆候だ。弱気相場で0.26362ドルを下回った場合、50日間SMAまで下がる可能性がある。
（出典：TradingView）
しかし、価格が0.26362ドルを上回った場合、強気派は再び0.34229ドルまで押し上げようとするだろう。XRP/USDペアのトレンドが動き始める前に、数日間の調整が0.26362〜0.34229ドルで起こる。トレーダーはロングポジションのストップロスを0.26ドルに保っておこう。
BCH/USD
ビットコインキャッシュ（BCH）は500ドルという硬いレジスタンスで跳ね返された。急激な修正によって上昇チャネル幅の下方まで下げられた。これはこれまで有効だった上昇トレンドを打ち破るものだ。
（出典：TradingView）
現在、強気派はブレイクアウトレベルを360ドルに設定している。このサポートが維持されれば、レジスタンスとして機能する20日間EMAまで上昇する。過去数日間の変動があったことから、今後数日の調整が予想される。
ただし、弱気派が360ドルのサポートと343ドルの50日間SMAを下回った場合、この予想は崩れるだろう。サポートに亀裂が入れば、306.78ドルまで下落する可能性がある。
LTC/USD
ライトコインは2月14日に80.2731ドルを超えてクローズした（UTC時）が、強気派はこれを押し上げることはできなかった。そのために売りが惹きつけられ、2月16日に20日間EMAを下回った。その後反発したが、80.2731ドルを超えることはできなかった。
（出典：TradingView）
現在強気派は66.1486ドルでサポートを維持しようとしている。成功した場合には今後数日間は66.1486〜80.2731ドルの範囲にとどまるだろう。
85ドルを超える勢いを取り戻しているが、66.1486ドルを下回ると、トレンドが弱気派有利になるだろう。66.1486ドルの反発が持続する場合、ロングポジションが提案できる。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
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