12月6日チャート分析・ビットコイン、イーサ、ビットコインキャッシュ、リップル、ライトコイン、ダッシュ等

ここに述べられている見解や意見は、あくまで筆者/寄稿者のものであり、必ずしもコインテレグラフおよびコインテレグラフジャパンの見解を反映するものではありません。あらゆる投資や売買の動きはリスクを伴います。意志決定の際には、ご自身でリサーチをお願いいたします。

 価格がちゅうちょすることなく月まで伸びると思われるときに、短期的な天井はすぐそこまできている。だが天井を言い当てることができるか?それはできない。

 さらに上昇して私が書いていることがバカみたいに思える時がくるか?その可能性も十分ある。

 だがこのような垂直上昇の後、利確するのはいい戦略だ。ビットコインを買っていた人は、一部利確すべき時がきた。調整が始まれば、また低位置から買いポジションを構築できるチャンスが今後いくらでもある。

 数日後にビットコイン先物がはじまれば、止まらない価格上昇に向かって空売りをしかけるトレーダーが出てくるだろう。

 ビットコインが誕生して初めて、ビットコイン強気派と空売りという武器をもった弱気派が正面衝突する時がくるのだ。

 ショート派がロングを手じまいに追い込むのか、ロング派が踏み上げて勝利するのか予測することは難しい。

 不透明さが市場を包む中、リスクを軽減するのが得策だ。

 どのようにポジション整理すべきか見てみよう。

BTC/USD ビットコイン/ドル

 11月12日の底値5450.86ドル地点から、唯一の戦略は買ってホールドすることだけだった。下げで買っていた人は、一カ月もたたないうちに150%の利益を手にしていることだろう。

 だがこのような目まぐるしい上昇は想定していなかった。魅力的な買いチャンスを提供する下げや調整をまっていたが、一度も起きなかった。

BTC/USD いま注目すべきは「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を判断するRSI値(相対力指数)とよばれるものだ。

 この2年間、RSIが89に近づくと、すぐにではないが調整が起こっている。現在の上昇は、RSIをこれに近い買われ過ぎ領域に押し上げており、警戒が必要だ。

 では予測される天井はどこだろうか。

 重要なフィボナッチ・エクステンション水準のある13380.68ドル(約151万円)と15252.86ドル(約172万円)で、ビットコインは抵抗に遭いそうだ。

 15252.86ドルというのは、現状から12%ほど高い位置にある。数ドル分の余分な利益を絞り出すために最後までホールドすることには注意したほうがよい。

 よって、現状の水準で一部利確し、ストップロス注文を各自のリスク志向に応じて設定しなおすのがよい。

 ビットコインを取引せずに横でみていた人は、調整が入って低リスクの買いチャンスが来るまで待つことを勧める。

ETH/USD イーサ/ドル

 前回の分析で652ドルの目標値を予測したため、12月中に達成するのではないかと思った読者も少なくなかったはずだ。しかしそうはならない。上昇三角形パターンは7カ月の期間にわたって形成されており、目標値到達までにあと2~3カ月かかる可能性がある。また、ブレークアウトしたとしても必ずしも目標値に到達するとは限らない。よって、ストップロス注文の位置を調整したポジションを守ることを勧める。

ETH/USD

 388.55ドルからのリバウンドは強かったが、480ドルを突破することはできなかった。

 また、20日間指数平滑移動平均線を割ったが、388~400ドル水準に強いサポート帯がある。ここを割ることはないとみる。

 しかし現状の水準においては買いの条件はそろっていない。ここから数日、勢いを見せるまでトレードを控えたい。

BCH/USD ビットコインキャッシュ/ドル

 前回の分析で1420ドルで買いポジションをつくることを推奨した。1日に買いとなり、3日に1622.99ドル水準でとどまった。

BCH/USD 現在ビットコインに市場の関心が移っているため、ビットコインキャッシュには強い買いサポートを見つけにくい状態になっている。

 結果として、20日間指数平滑移動平均線を割り弱気状態にある。しかし重要なサポート点である1180ドルより上で推移しているため、買いポジションはキープすることを勧める。

 ただしストップロス注文は1120ドルから30日の日中底値である1170ドルまで引き上げる。ここを下回るとビットコインキャッシュは本格的に弱気となる854ドルまで下落する可能性があるからだ。

 20日間指数平滑移動平均線を突破すれば力を取り戻すだろう。  

XRP/USD リップル/ドル

 前回、アグレッシブなトレーダーに0.251ドルでの買いを勧め、12月1日に発動された。だが予測に反して、0.28ドルまで上昇することはなかった。

XRP/USD

 また、0.281ドルから0.2195ドルへの下落に対するフィボナッチ・リトレースメント値の61.8%地点をこえることができなかった。

 三日間レンジ内で推移してから、5日に下落。ストップロス注文をおいていた0.2195も割ってしまった。

 ここからさらに0.19ドルまで下げを拡大する可能性がある。

LTC/USD ライトコイン/ドル

 ライトコインは大きな力を見せたもう一つのコインで、3日に106.334ドルをつけ高値更新した。しかし上昇チャネルの上限にある抵抗線は突破できなかった。RSI値はネガティブ乖離しており、弱気サインを見せている。

LTC/USD

 もしここ数日で抵抗線を抜けられない場合、20日間指数平滑移動平均線まで下落する可能性が高い。

 一方で、105ドルの抵抗線を超えることができたら、125ドルまで上昇し続ける可能性がある。

 現水準において買い条件はそろっておらず、トレードは勧めない。

DASH/USD ダッシュ/ドル

 前回、上昇チャネルを抜けることは難しいと予測したが、これは正しかった。

DASH/USD

 三日かけて高値で推移してから、5日に下落した。

 以来下げを拡大しており、上昇チャネルのトレンド線サポートを割りそうな勢いだ。次にくるサポートは20日間指数平滑移動平均線のある640ドルで、ここを割ると605.66ドルまで下げる可能性がある(266.99ドルから815ドルへの上昇に対するフィボナッチ・リトレースメント値の38.2%地点)。

 下げ止まるまでトレードを控える事を勧める。


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