BTC/USD

ビットコイン(BTC)は再び直上の7,000ドルのレジスタンスを突破した。強気派が7,000ドル以上に価格を維持できれば、8,000ドルへの回復、さらに9,000ドルへの回復も可能だろう。

出典: Tradingview

しかし、弱気派がまったく抵抗せずに降伏することはないかもしれない。7,517ドル付近の50日間SMAで抵抗する可能性もある。BTCがここから反落し、7,000ドル以上でサポートを得ることができた場合、再び上昇の試みが行われるだろう

しかし、BTCが50日間SMAから下落し、6,553.21ドルを下抜けてしまうと、強気の見方は無効となる。トレーダーは、BTCが50日間SMAを上回った後、ストップロスを6,500ドルまで引き上げることができる。それまではロングポジションのストップロスを5,600ドルで維持しておこう。

ETH/USD

イーサ(ETH)は155.612ドルの直上のレジスタンスを上抜けた。ETH価格がこのレベルを上回って、UTC時間で終値をつければ、以前の分析で示したロングポジション開始のトリガーとなる。最初の目標は、50日間SMAが位置する182ドルだ。

 出典: Tradingview

ETHが50日間SMAを突破することができた場合、208.50ドルまでの上昇、さらに250ドルへの上昇も見込まれる。

ETHが現在のレベルもしくは50日間SMAから反落し、117.090ドルの重要サポートを下抜けてしまえば、強気の見方は無効となる。

XRP/USD

XRPは直上のレジスタンスである0.18867ドルを上回った。強気派がこのレベルを維持することができれば、強気さの表れだ。50日間SMA(0.20ドル)がマイナーレジスタンスとなるだが、ここを突破できれば、0.25ドルへの回復も可能だ。

出典: Tradingview

XRPが0.18867ドル以上を維持できない場合、強気の見方は無効となる。その場合、弱気派はXRPを0.17468ドル以下に引き下げようとするだろう。これに成功した場合、0.15708ドルへ下落する可能性も出てくる。

現在、ロングポジションのストップロスを0.155ドルに引き下げることができる。XRP価格が50日間SMAを上回った後、ストップロスを再び高く設定することを提案したいと思う。

BCH/USD

過去数日間、20日間EMAと250ドルの間で取引されいてたが、強気派は現在、ビットコインキャッシュ(BCH)を250ドル以上に押し上げようとしている。これに成功した場合、350ドルまで引き上げることも見込まれるだろう。

出典: Tradingview

弱気派は50日間SMAが位置する272ドルで抵抗する可能性があるが、このレベルは突破できると予想される。したがって、以前の分析で提案したロングポジションを開始することができる。

逆に、BCHが50日間SMAから反落し、222.43ドルを下抜けてしまえば、強気の見方は無効となる。

LTC/USD

強気派はライトコイン(LTC)を直上のレジスタンスである43.67ドル以上に維持しようとしている。これに成功した場合、LTCは50日間SMAが位置する50ドル、さらに63ドルまで上昇することができるだろう。

出典: Tradingview

52.2767ドルで若干の抵抗があるだろうが、このレベルは突破できると予想される。したがって、以前の分析で提案したロングポジションを開始することができる。

強気派が43.67ドル以上を維持できなかった場合、LTCは当面はレンジ内での値動きとなる可能性がある。35.8582ドルを下回れば、弱気派が主導する流れに変わってしまうだろう。

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。