BTC/USD
仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)は12113.50ドルの直上のレジスタンスを突破し、強気派がこのレジスタンスを突破できれば、上昇トライアングルパターンが完成する。
(出典:トレーディングビュー)
この強気の想定では、13702.55ドルにターゲットがあり、これは2019年6月26日の高値である13973.50ドルのすぐ下にある。価格がこのレベルに到達した場合、強固なレジスタンスとして機能するだろう。
現在、移動平均線は正の傾きを示し、相対力指数(RSI)は買われすぎゾーンにあることは、強気派が優勢であることを示唆している。
もし、価格が12113.50ドル以上で維持できない場合、ビットコイン価格は11457ドルの20日指数移動平均線(EMA)まで下落する可能性がある。このサポートを下回れば、モメンタムが弱まったことを示す最初の兆候だ。
ETH/USD
イーサ(ETH)は、ここ数日、415.634ドルレベルを維持しており、これはポジティブなサインだ。強気派が買いを行うための調整を待っていないことを示している。
(出典:トレーディングビュー)
強気派が444.15ドル以上を維持できれば、上昇トレンドが再開する可能性が高い。次のターゲットは480〜500ドルゾーンだ。正の傾きを示す移動平均線と買われ過ぎゾーンのRSIを見ると、トレンドが強気になっていることがわかる。
一方で、仮に弱気派が価格を415.634ドル以下に沈めた場合、387ドルの20日EMAまで下落する可能性がある。ETH/USDペアが20日EMAから反発すれば、強気相場は再び上昇トレンドを再開しようとするだろう。
20日EMAを下回れば、弱気のモメンタムの兆候となり、366ドルを下回れば、弱気派が優勢になる。
XRP/USD
XRPは、8月14日に下降ウェッジパターンを突破した後、勢いを取り戻した。強気派は現在、0.326113〜0.346727ドルの直上のレジスタンスゾーンの上に価格を押し上げようとしている。
(出典:トレーディングビュー)
成功すれば、0.40ドルへの上昇が可能だ。移動平均線が正の傾きを示し、買われ過ぎゾーンにRSIがあることから、強気派が有利であることを示している。
しかし、もしレジスタンスゾーンから下落したら、XRP/USDペアはさらに数日の間、レンジ相場になるだろう。
0.28ドルの20日EMAを下回れば、弱気の最初のサインだ。0.268478ドル以下に急落したら、トレンドは弱気派に有利になる。
BCH/USD
ビットコインキャッシュ(BCH)は下降トレンドラインを突破し、形成途中だった下降トライアングルパターンを無効にした。292ドルの20日EMAは上に傾斜しており、RSIは買われ過ぎゾーンの近くまで上昇していることは、強気派が優位に立っていることを示唆している。
(出典:トレーディングビュー)
強気派は現在、価格を326.30ドルに、さらに353ドルまで押し上げようとしている。このレジスタンスを突破すると、410ドルを超えて、430ドルまで上昇する可能性がある。
しかし、弱気派が353ドルの直上のレジスタンスを守るとBCH/USDペアは数日の間、レンジ内の値動きを延長する。
BCH/USDペアが下落し、280ドルのサポートを下回れば、トレンドは弱気派に有利になるだろう。
LTC/USD
ライトコイン(LTC)は、8月15日に下降チャンネルの上を突破した後、勢いを取り戻した。強気派は現在、65.1573ドルの直上のレジスタンスの上に価格を押し上げようとしている。
(出典:トレーディングビュー)
57ドルにある20日EMAは再び上昇に転じ、RSIは買われ過ぎゾーンに近づいていることは、強気派が再び上昇に転じたことを示唆している。
65.1573ドルを上抜けた場合、80ドル、84ドルへの上昇が始まる可能性がある。
しかし、LTC/USDペアが現在のレベルから下降した場合、20日EMAまで下落するだろう。このサポートを下回れば、価格は51ドルまで沈むかもしれない。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています
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