BTC/USD
仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)は7月21日に大きなレンジである移動平均線の上を突破したことで、一部の強気派が積極的に買いを入れていることを示唆している。もし彼らが価格を9500ドルの直上のレジスタンスの上に押し上げることができれば、傍観者として待っているトレーダーが飛び込んでくる可能性が高いだろう。
(出典:トレーディングビュー)
9500ドル以上では弱気派が再び10000~10500ドルの範囲で上昇の動きを止めようとするだろう。強気派がこのハードルをクリアできれば、継続的な上昇が見込めるかもしれない。
上昇トライアングルのパターンは変わらず、10376.38ドルでクローズすればブレイクアウトを見込める。このパターンのターゲットは11870.50ドルだ。
こうした想定に反して強気派が9500ドル以上に押し上げることに失敗した場合、再びトライアングルのトレンドラインまで下落するかもしれない。このサポートを下回れば強気のパターンは無効になり、8800ドルまで下落する可能性がある。
ETH/USD
7月21日のイーサ(ETH)の上昇トレンドは、249.195ドル~253.556ドルの直上のレジスタンスゾーンに接近している。強気派がこのゾーンの上に価格を押し上げることができれば、上昇トレンドの次の動きが再開される可能性が高いだろう。
(出典:トレーディングビュー)
最初のターゲットは288.599ドルへの上昇だ。これはレジスタンスとして機能するかもしれないが、もし強気派がこのハードルをクリアできれば、イーサは366ドルまでの上昇が見込める。
反対に強kはが254.556ドルに押し上げることを失敗すれば、数日間のレンジ内の動きとなる。216.006ドルのサポートを割る場合はトレンドは弱気派に有利になる。
XRP/USD
7月20日に弱気派は再び移動平均線の下にXRPを沈めようとしたが、強気派は0.19ドルの50日単純移動平均線の押し目で買いを入れた。これは低いレベルでの蓄積を示している。
(出典:トレーディングビュー)
現在、強気派は下降トレンドラインのレジスタンスに直面しているが、これを超えられれば、XRPはターゲットとしている0.214616ドルに向かうことができるだろう。
XRP/USDペアは逆三尊を形成する兆候を示しており、これは0.21ドルのネックラインの上でクローズすればブレイクアウトとなる。
一方で現在のレベルから下落し、0.188499ドル以下に急落した場合、0.17ドルまで下落する可能性がある。
BCH/USD
ここ数日、217.55ドルレベルに接近した後、ビットコインキャッシュ(BCH)は7月21日に反発し、このレベルに近いところでいくつかの蓄積を示している。しかし、強気派は移動平均線のレジスタンスに直面している。
(出典:トレーディングビュー)
強気派が移動平均線の上に押し上げることができれば、246ドルへの移行が可能だ。弱気派はこのレベルを守ろうとするだろう。
価格がこのレジスタンスから下落した場合、BCH/USDペアは217.55ドルから246ドルの間のレンジ幅で推移する可能性がある。移動平均線の傾きが水平なことと相対力指数(RSI)が中間値に近いことがこれを示している。
246ドルを上回れば強気派への優位性が高まる。一方で217.55ドル以下に押し下げられれば弱気派が優位となっていることを示すだろう。
LTC/USD
ライトコイン(LTC)は7月21日に43.13ドルの20日EMAを突破し、強気派が復活したことを示している。強さを示す最初の兆候は、46ドル以上のブレイクアウトとクローズで、この勢いでは51ドル以上まで上昇する可能性がある。
(出典:トレーディングビュー)
一方で強気派がライトコインを46ドル以上に押し上げることに失敗した場合、弱気派は価格を39ドルまで押し下げようとするだろう。このサポートを下回れば新たな下降トレンドが始まる可能性がある。
現在移動平均線の傾きは水平で、RSIは中間値に近いことからレンジ内での動きが続くかもしれない。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています
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