ビットコイン価格分析
ビットコインは、20日指数移動平均(29,092ドル)で強気派と弱気派の攻防戦が繰り広げられている。弱気派は20日EMAを下回る価格を引き下げようとしており、強気派は強力な反発を目指している。

20日EMAから価格が反発すれば、市場のセンチメントは依然としてプラスであり、トレーダーは下げ局面を買い場と捉えていることが示唆される。強気派は31,000ドル~32,000ドルの抵抗ゾーンを克服しようとするだろう。成功すれば、上昇トレンドの再開を意味し、BTC/USDTペアは40,000ドルへ向けて上昇する可能性がある。
しかし、弱気派も別の展開を狙っているだろう。20日EMAを下回るまで価格を引き下げることができれば、売りが加速し、ペアは27,800ドルに急落し、その後26,500ドルへと下げる可能性がある。
イーサ価格分析
4月18日、イーサリアムの強気派は上昇トレンドの再開を試みたが、2,200ドルの上値抵抗帯では売りが優勢だった。

ETH/USDTペアは、20日EMA(1,949ドル)に引き下げられたが、これは2,000ドルの心理的サポートを僅かに下回っている。強気派にとっては重要なサポートであり、この水準を上回ると売り勢力に優位が移りかねない。ペアはまず1,800ドルに急落し、その後1,700ドルへと下げる可能性がある。
一方、20日EMAで価格が反発すれば、強気派は2,000ドルをサポートに転換しようとしていることが示される。それができれば、ペアは2,200ドルへと上昇し、この水準を突破すれば、3,000ドルへの上昇が期待できるだろう。
XRP 価格分析
XRPは4月18日、20日EMA(0.50ドル)から反発したが、抵抗線の上値ハードルをクリアすることができなかった。

4月19日に価格は急落し、20日EMA(0.50ドル)を割り込んだ。しかし、下ヒゲからは、0.47ドルの50%フィボナッチリトレースメントレベルで下落を止めようとする買い手がいることを示している。
価格回復の試みは、抵抗線と0.58ドルの間のゾーンで強い売りに遭うだろう。一方、0.47ドルを下回ると、XRP/USDTペアは200日SMA(0.41ドル)まで下落する可能性がある。強気派はこの水準で積極的に買い支えるだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン