BTC/USDT
ビットコインは、3月9日に21,480ドルのサポートを割り込んだ。3月10日も売りが続き、価格は20,000ドルの重要なサポートを下抜けた。
ここ数日の下落により、相対力指数（RSI）は売られ過ぎのゾーンに入った。これは、短期的には売りが行き過ぎた可能性があり、回復の可能性があることを示唆している。
急落時には、通常、市場はオーバーシュートして下落する傾向がある。ここでも同じことが起きている可能性がある。強気派は現在の水準から反発を開始しようとするだろうが、より高値の位置で強い抵抗に直面するかもしれない。
弱気派は、21,480ドルをレジスタンスにしようと試みるだろう。そうなれば、BTC/USDTペアは下落に転じ、20,000ドルのサポートを再び試す展開となるだろう。このレベルが破れた場合、次のサポートは18,000ドルになる可能性がある。
ETH/USDT
イーサ(ETH)は、3月9日に積極的な売りが続き、価格は1,461ドルの強力なサポート以下に引き下げられた。
ETH/USDTペアは、次に1,352ドルまで下落する恐れがあり、そこでは強気派が防衛しようとするだろう。価格が1,352ドルから上昇に転じた場合、回復は1,461ドルで抵抗にぶつかる可能性がある。このレベルから下落に転じた場合、1,200ドルまで下落する可能性が高まることになるだろう。
強気派が下落を阻止したいのであれば、速やかに価格を1,461ドル以上に押し戻す必要がある。そうなれば、下値での強い買いを示唆することになる。その後、ETHは20日間指数平滑移動平均線(1,565ドル)にまで上昇するだろう。
XRP/USDT
XRPは、3月8日に下降チャネルパターンを上抜けたが、当日のローソク足の長いヒゲは、高値圏での売りを示している。
弱気派は3月9日に価格をチャネル内に引き戻した。XRP/USDTペアは、0.36ドルの強固なサポートにまで達している。このレベルが破れれば、XRPは0.33ドル付近のチャネルのサポートラインに到達する可能性がある。
逆に、価格が0.36ドルから反発した場合、強気派はXRPをチャネル以上に押し上げようと再び試みるだろう。もし成功すれば、0.43ドルの直上のレジスタンスまで上昇する可能性がある。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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