BTC/USD
ビットコインの調整は短命に終わった。強気派が17,200ドルのサポートを守り、現在ビットコイン(BTC)価格を最高値に押し上げようとしている。これは上昇トレンドが強力であり、強気派がしっかりと主導円を握っていることを示している。

上昇の次のレジスタスは、19,531.90ドルだ。その次は20,000ドルという心理的なレジスタンスだ。強気派が上昇トレンドで20,000ドル以上に押し上げた場合、勢いはさらに高まり、史上最高値を更新することになるだろう。
通常、垂直的な上昇ラリーの後には大きな調整が伴うものだ。上昇トレンドの最初のサポートは、20日間移動平均線(16,019ドル)だが、このサポートを下抜けた場合、調整は14,000ドルにまで達する可能性がある。
相対力指数(RSI)は買われ過ぎの領域に深く入っており、いつ揺り戻しが起こってもおかしくない可能性がある。
ただし、勢いが強い場合、BTC価格は長期間買われ過ぎのままになる可能性がある。したがって、投資家は適切なストップロスでポジションを保護し、取引戦略を展開する必要がある。
ETH/USD
ビットコインが数年ぶりの高値に回復したとき、イーサリアム(ETH)は488.134ドルのレジスタンスから抜け出し、2018年7月以来はじめて500ドルの心理的レベルをクリアした。これはより高値でも積極的な買いがあることを示している。

上昇する移動平均線と買われ過ぎの領域に近いRSIは、強気派がコントロールしていることを示唆している。強気派が次の揺り戻しのときに488.134ドルのサポートを維持できた場合、ETHは550ドル、さらに625ドルへの上昇する可能性がある。
逆に、弱気派が次の調整において488.134ドル以下に引き下げることができた場合、高値で利益確定したことを示している。20日間EMA(451ドル)を下回ってしまえば、短期的には強気の勢いが終わったことを示唆する可能性がある。
XRP/USD
11月18日と19日にはロウソク足のヒゲが長くなったことは、強気派が押し目買いをしていることを示唆している。これまでのところ、強気派がXRPを0.303746ドルのレジスタンスを超えて押し上げることに成功し、0.326113ドル以上に引き上げようとしている。

これが成功した場合、XRPは0.40ドルまで上昇する可能性がある。上昇している移動平均線と買われ過ぎの領域にあるRSIは、強気派が主導権を握っていることを示唆している。
逆に、弱気派が直上のレジスタンスを守った場合、XRPは数日間は0.303746~0.326113ドルの間で保ち合いとなる可能性がある。
0.303746ドルのサポートを下回った場合、より高値では買い手が不足していることを示す可能性がある。その場合、弱気派はXRPを20日間EMA(0.272ドル)以下に沈めようとするだろう。
LTC/USD
ライトコイン(LTC)は今年の最高値を更新し、直上のレジスタンスである84.3374ドルを上回った。11月18日の68.9008ドルのサポートからの強力な反発は、強気派が積極的に押し目買いをしたことを示唆している。

移動平均線は上昇しており、RSIは買われ過ぎの領域にある。これは強気派が優位であることを示唆している。LTC価格が85ドルを超えた場合、上昇ラリーは100ドルにまで達する可能性がある。100ドルはレジスタンスとして機能するだろうが、ここを超えることができれば、上昇ラリーは140ドルまで達する可能性がある。
ただし、RSIが80に近いため、調整が行われる可能性もある。したがって今後数日は調整の可能性に注意する必要がある。
弱気派がLTC価格を68.9008ドル以下に引き戻せば、LTCのトレンドはネガティブになる可能性がある。
BCH/USD
ビットコインキャッシュ(BCH)は過去2日間で242ドルのサポートを維持しており、これは強気派が積極的に押し目買いをしていることを示している。強気派が260ドル以上にBCHを押し上げることができた場合、BCHは272ドル~280ドルのレジスタンスゾーンを目指すだろう。

直上のレジスタンスは厳しいハードルとして機能する可能性があるが、強気派がBCH価格をさらに押し上げることができれば、BCHは326.30ドルに上昇し、さらに337.90ドルまで上昇するだろう。
ただし、移動平均線はフラットであり、RSIは中間付近にある。これは数日間は、242~272ドルのレンジ内での値動きとなる可能性を示唆している。
BCHが現在のレベルから下落し、231ドルのサポートを下回った場合、弱気派が優位となるだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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