ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

BTC/USD

ビットコインは6日、下降トレンド線を超えて推移したが、高値を維持することはできなかった。1万2000ドルで上値が重くなっている。

BTC/USD

(出典:TradingView

もし下降トレンド線を下回ったら、8月5日の上昇はブルトラップ(強気派の罠)だったことになる。2つの移動平均線を下回れば、上昇トレンドはさらに弱くなるだろう。

対照的に下降トレンド線を上回る水準で価格を維持できれば、ポジティブだ。2つの移動平均線は強気なクロスオーバー間近だ。RSI(相対力指数)はポジティブなゾーンにあり、短期では強気派に勢いがある。

上昇局面における最初のターゲットは、1万3156.96ドルだ。その上は今年最高値の1万3973.5ドル、さらにFOMO(取り残されることへの恐怖)が発動すれば、1万7208.84ドルまで急上昇するかもしれない。

 ETH/USD

イーサリアム(ETH)は過去2日間235.70ドルより上の水準で耐えられなかった。ただ、20日間EMA(青色)は超えており、強気サインだ。デジタル通貨は上昇トレンド線より上の水準でトレードしており、我々は強気ままだ。

ETH/USD

(出典:TradingView

もし強気派が235.70ドルを超えたら、上昇トレンドが再開するかもしれない。50日間SMA(赤色)がレジスタンスになるかもしれないが、我々は突破するとみている。

しかし、もし20日間EMA(青色)を下回ったら、上昇トレンド線に再び迫ることになるだろう。この水準を下回れば、上昇トレンドが終わる危険性が出てくる。192.945ドルを下回れば、下降トレンドがスタートするだろう。

XRP/USD

XRPは5日に20日間EMA(青色)を超えた。しかし、それより上の水準でUTC時間で取引を終えることができなかった。高値での売り圧力があるのだろう。弱気派は、直近のサポートより下に価格を鎮めようとしている。そうなれば0.27795ドルに再び迫ることになる。

XRP/USD

(出典:TradingView

去年の12月中旬以降、0.27795ドルを下回らなかった。それゆえ、我々は強気派によってこの水準が守られると考えている。上昇局面では、0.34229ドルを超えて維持したら、強さを示すことになるだろう。

しかし、もし0.27795ドルのサポートが崩れたら、新たな下落トレンドがはじまるだろう。その際、0.19ドルまで下がるかもしれない。2つの移動平均線は下落傾向にあり、RSI(相対力指数)はネガティブだ。弱気派に勢いがある。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版