ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
BTC/USD
ビットコインは7月3日と4日に1万2000ドルの壁に跳ね返されて、下落した。ただ、20日間EMA(青色)でサポートを見つけつつあるのは、ポジティブなサインだ。もし20日間EMAで反発したら、1万2000ドル突破の可能性が高い。上昇局面において注目すべき水準は1万2500ドルで、その上は1万3973.50ドルだろう。
(出典:TradingView)
対照的に、もし20日間EMA(青色)を下回れば、利益確定を示唆することになるかもしれない。下降局面における次のサポートは、9727.55ドルで50日間SMA(赤色)を下回っている。もし50日間SMAを下回れば、7507.20ドルまで下がる可能性もある。
現在、2つの移動平均線はなだらかに下落しており、RSI(相対力指数)は中立点のちょうど上にある。上昇トレンドが継続することを示唆しているが、以前より強くないことを示している。次の3、4日間が今後の方向性を見極める上で重要だ。
ETH/USD
イーサリアム(ETH)は、過去4日間、270ドル〜303ドルのタイトなレンジで推移している。2つの移動平均線は横ばいで推移する一方、RSIは中立に近い。短期でレンジ相場は続きそうだ。
(出典:TradingView)
もし50日間SMA(赤色)を下回れば、警戒が必要だ。次のサポートは225ドル。一方、もし303ドルを超えたら、直近のレジスタンスである320.84ドル、さらには366ドルも視野に入る。
プルバック(一時的な後退)の際にも50日間SMA(赤色)を守れたのはよかった。強さを示したことになる。
買い場が見つかったら、ロングポジションを勧めよう。
XRP/USD
弱気派がリップル(XRP)を0.37835ドルより下に沈めようとしている。成功すれば、0.35660ドルまで下がる可能性があり、ここが重要なサポートとなる。もしここも下回れば、0.27795ドルまで下がる可能性も出てくる。
2つの移動平均線はまもなくクロスする。弱気サインだ。
(出典:TradingView)
対照的に、もし強気派が0.37835ドルのサポートを死守できれば、XRPは2つの移動平均線より上に上昇するだろう。ここを突破すれば0.45ドルまで上昇し、その上には0.5050ドルが見えてくる。
現在のところ買い場は見つからない。中立だ。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版