ビットコネクト詐欺のインドのリーダー、詐欺容疑で逮捕

 高配当の仮想通貨投資プロジェクト「ビットコネクト」の投資詐欺に関わったとされる人物が、インド当局によって逮捕された。フィナンシャルエクスプレスが18日に報じた

 ビットコネクトは、高配当投資プロジェクトとして話題となっていたが、悪質なポンジスキームであると指摘され、今年1月に事業は閉鎖していた。今回逮捕された容疑者は、インドにおいてビットコネクトのリーダーを務めていたDivyesh Darji氏だ。
 インドのスラート市に在住するとされているDarji氏は、以前から指名手配を受けており、今月18日にデリー空港で入国審査をしようとした際に逮捕された。現地当局の検察官P G Narwade氏はフィナンシャルエクスプレスに対して以下のように発言している。

「ビットコネクトは2016年から存在しており、2017年に問題となるビットコネクト(BCC)コインと呼ばれる仮想通貨をローンチした。同プロジェクトは合計で2800万コインを発行し、そのうち約1800万コインは、今年1月にプロジェクトが終了するまでに投資家の手に渡ったとされる。非難されているイベントでは、コイン投資の利率は1日1%という高利率をうたうプロモーション方法を世界各地で行っていた」

 同氏は続けて、ビットコネクトが終了した2018年1月16日の時点で、BCCの価値自体は362ドル(約3万9925円)あったことを説明し、いかに市場がBCCを信頼していたかを述べた。
 また、現地ビットコネクトのプロモーターと呼ばれるBCCを売り込むために活動していた人物らは、一人の投資家から1140万ルピー(約1800万円)分のビットコインを騙し取ったともいわれている。
 スラート市にあるビットコネクトに勤めていたスタッフは、プロモーター達が複数の投資家から数千万ルピーもの資金を集めていた事実を認めている。

 BCCの知名度は、昨年12月の時点で頂点を迎え、市場規模は27億ドルを誇っていた。そのわずか数日後の1月4日、テキサス州がビットコネクトに対して、未認可証券を販売したとして業務停止命令を出した。その結果BCCトークンは暴落し、プラットフォームは閉鎖に追い込まれた。
 それ以来、ビットコネクトに対して投資を行ってきた投資家たちは、同社がイベントで語ってきたような、説明通りの報酬を求める訴訟を追求してきている。