パクソス・インターナショナルのブロックチェーンおよびトークン化プラットフォームが、シンガポール金融管理局(MAS)から規制承認を受けた。
金担保型ステーブルコインパックス・ゴールド(PAXG)の発行者であるパクソスのシンガポール部門は、主要決済機関としてデジタル決済トークンサービスを提供するための承認を受けた。
規制承認により、パクソスはMASの新たな規制枠組みに沿ったステーブルコインを発行できるようになる。この承認は、米国とアラブ首長国連邦(UAE)に続き、パクソス関連企業のステーブルコイン発行が認められた第3の国際市場となる。
パクソスの戦略責任者であるウォルター・ヘッサート氏は7月1日の発表で「厳格な規制基準で知られるMASの規制に従って発行されるステーブルコインは、商業と金融サービスへのアクセスを民主化するための重要な一歩だ」とのべた。
パクソスはDBSを主要銀行パートナーに
東南アジア最大の銀行の1つであるDBS銀行は、パクソスの主要銀行パートナーとなる。発表によると、パクソスは現金管理およびステーブルコイン準備金の保管でDBSと提携する。
DBSのデジタル資産責任者であるエヴィ・テウニス氏は「ステーブルコイン発行者は、当社のソリューションが規制当局や顧客が期待する厳格な基準を満たすのに役立つと気づくだろう。このパートナーシップは、DBSのデジタル資産エコシステム全体にわたる広範な関与をさらに拡大する」と語った。
世界展開を続けるパクソス
パクソスのシンガポールでの規制承認は、同社のグローバル展開における最新のマイルストーンとなる。6月初め、パクソスはアブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)で規制された、利子を生むステーブルコイン「リフトダラー(USDL)」の発行を発表した。このステーブルコインは、パクソス・インターナショナルが保有する準備金から得られる利息に基づいて利子を支払う。
ニューヨークを拠点とするパクソスは、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の規制の下で、ペイパルUSD(PYUSD)、パックスダラー(USDP)、パックスゴールド(PAXG)を発行している。
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