イーサ(ETH)が2020年の最高値を記録する中、ETHの大部分が利益を上げていると報告されている。

仮想通貨(暗号資産)データ分析のグラスノード(Glassnode)のデータによると、現在流通しているETHの90%以上が「利益を上げている状態」にある。これは約1億1200万ETHの90%以上が現在のイーサの市場価格よりも低い価格で購入されたことを意味する。

グラスノードによれば、ETHがこのレベルの利益を最後に見たのは2018年2月で、その時は約925ドルで取引されていた。

ETHは、ビットコイン(BTC)に次いで時価総額で第2位の仮想通貨だ。Coin360のデータによると、ETHの時価総額は現在約440億ドルとなっており、対してビットコインの時価総額は2070億ドルに達している。仮想通貨市場での強気トレンドを受け、ETHとBTCの両方は7月下旬以降、2020年の新しい高値を記録している。

Coin360のデータによると、ETHは8月2日に一時400ドルの高値まで上昇したが、現在390ドルで取引されている。2020年の着実な成長のもとで、トップアルトコインであるETHは2020年1月1日から200%以上の上昇となっている。

ETHの新しい高値は、イーサリアム2.0への期待感が背景にあるとみられている。これはイーサリアムネットワークの大規模なアップグレードであり、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)への移行が予定されている。PoSへの移行は、分散型金融(DeFi)アプリケーションの大幅な成長とともに、強力なETH上昇のトリガーとなる重要なイベントだとみられている。

出典: Coin360 ETHの価格チャート