ビットコイン(BTC)は12月5日、5万ドル付近まで反発した。

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータでは、ビットスタンプで49,777ドルまで上昇した後、堅調に推移したことを示している。
4日に41,900ドルまで暴落したBTC/USDは、今年のビットコインを襲った最新の巨大なレバレッジイベントを市場が消化したことで安定した。
TLDR of what happened last night:
— Will Clemente (@WClementeIII) December 4, 2021
Open interest being built up for weeks + a regime of positive funding and low weekend liquidity (meaning thin order books) gave a perfect storm for a long liquidation cascade.
These forced sells executed into thin books, thus the drawdown.
しかし、一部のアナリストは、慎重な姿勢を崩していない。
「私たちはもう一回沈むと見ている」というモスコフスキ・キャピタルのCIOであるレックス・モスコフスキ氏は、ビットコインの見通しを次のように予測した。
「調整があり、そこからゆっくりと上昇する」
5万ドル、5万3000ドルのすぐ上にある時価総額1兆ドルのゾーン、そして過去の様々な史上最高値レベルなど、取り戻すべき重要なサポートレベルは多くある。
一方、トレーダー兼アナリストのRekt Capital氏は、土曜日の下落で破られたサポートラインである200日指数移動平均(EMA)を、潜在的な境界線として注目している。ここは8月以降維持されてきた強力なサポートラインだった。
#BTC is just below the 200-day EMA right now$BTC #Crypto #Bitcoin https://t.co/ZOVwYBjatH pic.twitter.com/vOlJVSEM6p
— Rekt Capital (@rektcapital) December 5, 2021
BTC/USDが42,000ドルレベルで最後に取引された9月下旬にも、同様に200EMAのテストがあったが、Rekt Capital氏は、今回の下落の深刻さは、歴史上の過去のものと比較してまだ小さいと指摘した。
「あなたは、-84.5%のBTC弱気マーケットを生き延びてきた。2020年3月の-63%のBTCクラッシュも生き延びた。2021年5月の-53%のBTC暴落も生き延びた。今回のクラッシュも生き残れるだろう」
十分に精算されたか?
デリバティブ市場を見てみると、記事執筆時点でのファンディング・レート(資金調達率)は中立かわずかにマイナスであり、数日前とは大きく異なっている。
先物の建玉のかなりの部分がデレバレッジ中に一掃され、25億ドル以上のアカウントが清算された。
一部トレーダーは、大量の建玉が取り除かれたかことで、今後再び安定した成長に戻ることを期待している。
Open Interest flushed enough? pic.twitter.com/jnvrqRPDot
— Nunya Bizniz (@Pladizow) December 4, 2021