14時29分時点のNZドル円は71.14円、高値71.44円をつけている。

NZドルは上昇トレンドを継続。本日は、NZ準備銀行(RBNZ)が国内銀行の自己資本比率を上げる(大手銀行18%、中小銀行16%)ことを発表。ただ、期間を従来の5年から7年にするなど規制内容が緩くなったことが好感された。

また、この計画が終了すれば、政策金利を0.25%引き上げる余地があることを明らかにしている。

NZドルはニュージーランド準備銀行(中央銀行)が、11月13日に政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を過去最低の1%に据え置くことを決めた。ほとんどのエコノミストは0.25%の利下げを予想していたのでポジティブサプライズになり、その後上昇トレンドに転じている。

テクニカル分析

NZドル円予想レンジ 70.50~71.50円

11月13日の政策金利据え置きから上昇トレンドが続いているが、200日移動平均線を超えきれていない。昨日のRSIが71.98と買われ過ぎの目安となる70を超えているので、テクニカル的には一度調整が入ってもおかしくない局面だ。