ビットコイン創設者のサトシ・ナカモトは、世界で最も凶悪なテロリストでNSA（米国家安全保障局）によって誘拐されて拷問を受けていたーーー。
上記は、英国のインディーズの映画「Decrypted」のあらすじだ。監督のフィル・ハリス氏は、コインテレグラフのインタビューに答えて、「映画監督そして1人の仮想通貨ファンとして、仮想通貨業界に迫りたい」と話した。
新型コロナウイルスによる都市封鎖前に映画の70％を撮影を終了。編集を始めた。
（出典：MDB「タリッサ・ガルシアとアキー・コタベ」）
また、この映画は仮想通貨で資金援助を受けたという。さらに最初の公開は、LiveTreeやBreaker、Movieschainなど仮想通貨ネイティブの動画プラットフォームで行われる予定だ。ビットコインに関わる要素が本物に見えるように多くの研究をしたという。
サトシの愛人
映画「Decrypted」のあらすじにはいくつかの意外な展開がある。例えば、サトシの愛人はトランスジェンダーの女性ソフィア。ソフィアはたまたまサトシの共謀者にもなる。
脚本家のミック・サンズ氏も熱狂的な仮想通貨ファンとして知られている。彼にとっての関心は、ビットコインという存在自体が米国の既成勢力に対する脅威になっている点だ。
ハリス氏は、「この映画が映画業界のける仮想通貨革命の一部になればよい」と望んでいる。同氏の最終的な目標は、ネットフリックスやアマゾンプライムなど大手動画配信サービスで配信されることだ。
映画の公開は2020年末までを見込んでいる。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン