9日のビットコイン相場(BTC/JPY,bitFlyer)は1日を通して下落貴重であった。
8日夕方から日付が変わる9日午前0時前後まではやや上昇したものの、9日に入ってからは下落基調に転換。一時71万円台をつける場面があり、9日20時現在も72万円台前半で推移している。
(引用元:Tradingview BTC/JPY,1時間足,bitFlyer)
短期的には売られ過ぎのサイン
(引用元:Tradingview BTC/JPY,1時間足,bitFlyer)
テクニカル分析はトレンド系分析とオシレーター系分析を組み合わせて行うのが基本だが、トレンド系分析のボリンジャーバンドとオシレーター系分析のRSIは一時間足の短期的なラインとしては売られ過ぎのサインを示している。
ボリンジャーバンドで見ればバンド帯の下限を下回っている他、RSIも売られ過ぎを示す30%を示している。週末売りに押された格好になったが、週末にかけてはやや回復する可能性もテクニカル上では示唆されている。
本日のファンダメンタルズ材料
注目された材料としては、1)米証券取引委員会(SEC)が分散取引所(DEX) イーサデルタの創業者であるザッケリー・コバーン氏を起訴した事と、2)ビットコインキャッシュのハードフォークを巡ってクレイグ・ライト氏がロジャー・バー氏に対して、ビットコインキャッシュ を暴落させると宣戦布告をした事の二点だ。
米証券取引委員会(SEC)は8日、分散取引所(DEX)イーサデルタの創業者であるザッケリー・コバーン氏を起訴したと発表。
イーサデルタはSEC当局による許可がないまま運営され、過去18ヶ月もの間SECが証券とみなしたDAOなどのERC20トークンを当局に届け出の無いまま取引されていた事が起訴の自由となっている。
またクレイグ・ライト氏がロジャー・バーに対して宣戦布告をしたニュースに関しては、ロジャー・バー氏が8日にライト氏から受け取ったEメールの内容を含む動画を公開した事で明らかになった。
Eメールの内容はロジャー・バー氏に対して「くたばれ」といった過激な言葉を含む内容であり、ビットコインキャッシュを暴落させるといった旨も含まれていた。
ビットコインキャッシュのハードフォークに関しては大きな論争を呼んでいるが、注目される中で今回のようなライト氏の過激な言動がどのようにこの論争に影響するかは不明だが、何らかの影響は否定できない。
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