1月2日の仮想通貨相場はジリジリと価格を下げる展開となった。ビットコインは過去24時間比で1%の下落となり、7100ドル台で推移している。イーサ(ETH)は0.75%下落の129.5ドル、XRPは1.25%下落し、0.19ドル台で取引されている。
(出典:Coin360 1月2日19:00時点)
次の上昇はバレンタインデイ?
仮想通貨アナリストのジョシュ・オルセウィッツ氏は、ビットコインが200日間移動平均(EMA)を下回っていることから、相場は「全体的にまだ弱気トレンドだ」と指摘する。また一目均衡表の雲部分よりも下でビットコインが取引されていることも弱気相場の判断としている。
オルセウィッツ氏は、「底を打ったような雰囲気はある」が、まだ本当に強気のモメンタムは来ていないと述べる。強気と判断するためには、一目均衡表の基準線と転換線のクロスや雲を上抜けるといったサインが必要だと指摘する。これらのサインが続けば、8700ドルまで上昇する可能性もあるという。
その上で、オルセウィッツ氏は「次のバレンタインデイ」まで動きがないかもしれないと主張する。
V-day moves
— Josh Olszewicz (@CarpeNoctom) 2020年1月1日
2012 -15%
2013 +12%
2014 +9.8%
2015 +9.6%
2016 +4.6%
2017 +1.0%
2018 +11%
2019 -0.5%
バレンタインデイのビットコインのパフォーマンスはオルセウィッツ氏は紹介している。昨年2019年は0.5%下落となっているが、18年は11%上昇となっており、ほかの年も12年を除いて上昇となっている。