カナダの電子商取引(EC)大手ショッピファイ(Shopify)は、仮想通貨(暗号資産)決済のコインペイメンツと戦略的提携を結び、仮想通貨決済を強化する。20日にコインペイメンツが発表した。
「ショッピファイは私たちと自然にフィットする」とコインペイメンツのっジェイソン・ブッチャー氏はメールでコインテレグラフに語った。
「彼らはマーチャントベースに新機能を追加することを検討しており、そしてコインペイメンツは仮想通貨の採用をグローバルに推進するようにい機能している。簡単で安全かつ費用効果の高いトランザクションを可能にする統合を実現することは理にかなっている」
1800以上の仮想通貨に対応
ショッピファイの導入店舗は、コインペイメンツのデジタル資産決済処理プラットフォームを利用できるようになる。1800種類超の仮想通貨を支払いとして利用可能になる。
ショッピファイは以前から、コインベース・コマース、ビットペイ、ゴーコインを介して、仮想通貨決済対応を行っている。
ブッチャー氏は「コインペイメンツは、ショッピファイプラットフォーム上で最大の仮想通貨決済処理業者であり、世界で最も広範囲に及んでいる」と述べている。
19年からトライアル実施
コインペイメンツとショッピファイとは、2019年からベータ運用でテストしており、今回の戦略的提携に結実した。
「ベータトライアルのプロセスは、ショッピファイのプラットフォーム全体で公開される前に、販売者とのインタラクションを伴う機能とセキュリティテストを行った」と、ブッチャー氏は語っている。
ショッピファイは仮想通貨導入に積極的に取り組でいる。今年2月には、フェイスブックが主導する仮想通貨リブラの発行体、リブラ協会に加盟している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン