仮想通貨取引所マウントゴックスの元社長カルプレス氏、ブロックチェーン事業の報道を否定

破綻した仮想通貨取引所マウントゴックスの元CEOマルク・カルプレス氏は、自身がブロックチェーン業界に戻ったとする報道を否定した。6月7日、コインテレグラフへのコメントで明らかになった。

カルプレス氏は3月に業務上横領については無罪となり、現在私電磁的記録不正作出・同供用罪で有罪となり現在控訴中だ。

既報の通り、カルプレス氏は6月5日に記者会見を開催。この会見時のコメントについて、日本メディアは同氏がブロックチェーン関連の活動を行う準備中と解釈した。

しかしカルプレス氏は、コインテレグラフに対し、自身が参画したトリスタン・テクノロジーズの事業に仮想通貨分野は含まれないと述べた。

カルプレス氏は日本メディアの報道について次のように語った。

「私は、記者会見で極めて明瞭に答えたはずなので、どうして間違って報じられたのか分からない。仮想通貨業界に戻ることを検討しているかどうかも尋ねられた。(今のところ計画はないと答えた)。」

また、「世界のIT業界のトップに日本を返り咲かせるという目標は確かにある」と付け加えた。

さらにトリスタンや同社の事業領域について、次のように説明した。

「トリスタン・テクノロジーズはスタートアップではない。何年も前から営業しており、現在自社の収益で運営されている。主にクラウドベースのITソリューションに焦点を当てており、グーグル ドライブやドロップボックスへの移行などのサービスを提供している。」

マウントゴックスは、2014年初頭の大規模ハッキングで失った資金について、顧客への返済を継続している。その過程は破綻に伴う長く、疑わしい手続きであり、また誰かを犠牲にして当事者に返済するという法的な課題もはらんでいる。

翻訳 ロシアンOLちゃん
14歳の時に来日してから日本が好きになり、日本語の勉強を始める。大学卒業後、商社、PEファンドなどを経て、現在ではブロックチェーン産業に携わり、SNSでロシアや欧州のブロックチェーン、クリプト情報を発信している。

編集 コインテレグラフ日本版