仮想通貨取引所クラーケンが27日に発表したアンケート結果によると、約半数のユーザーが現在も強気相場にあると回答していることがわかった。2020年のビットコイン価格予想では平均して、22866ドルに到達すると回答するなど、仮想通貨コミュニティは今年中に市場最高水準に達すると予想しているようだ。

調査はクラーケンに登録する400人の「VIP」トレーダーの回答を分析。回答者の41%が投資家で、40%がトレーダー、15%が機関投資家、4%が決済業者や取引所、マイナーだという。

ビットコインに対しては史上最高値を予想する一方で、イーサ(ETH)については810ドルと、2018年5月なみの水準に止まった。

市場については44%が強気であると答え、22%が弱気、34%がわからないと回答した。

今後12ヶ月で仮想通貨を成長させる要因については意見が分かれた。

最も多かったのが「adoption(普及、採用されること)」で19%。ついで5月の半減期が15%、11%が政治的紛争となった。

2020年はアルトコインの季節に

アルトコインについては、回答者の54%が2020年は「アルトコインの季節になる」と回答。

回答者の中で人気の高いアルトコインは順にイーサ(ETH)、モネロ(XMR)、XRP、ライトコイン(LTC)、テゾス(XTZ)と続いた。

アルトコイン調査

(出典:クラーケン